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2020-03-27
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2020年3月27日 11時00分
音声感情解析AIを開発する株式会社Empath (本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO : 下地貴明、以下Empath)は、英国政府が主催する「テック・ロケットシップ・アワード2019-20 (以下、テック・ロケットシップ・アワード)」を受賞しました。本年度のテック・ロケットシップ・アワードでは、4つのビジネス分野において、日本の革新的なスタートアップ企業8社が採択され、Empathは「Creativity & Technology(創造力とテクノロジー)」部門での受賞となりました。受賞企業としての特典である英国視察を通じ、金融ハブとしての英国におけるコールセンター領域への展開、ならびに英国が誇る先進的なAI研究開発機関との連携可能性を探索することで、Empathの音声感情解析技術の英国展開を推進します。
■ テック・ロケットシップ・アワードについて
テック・ロケットシップ・アワード (以下、本アワード)は、英国政府ならびに駐日英国大使館が主催する4つのビジネス分野において革新的な技術を持つスタートアップを表彰し、英国でのビジネス展開を支援するプログラムです。本アワードでは、「Clean Growth -脱炭素化のアプローチ-」「Healthy Ageing -高齢化社会のための医療関連のテクノロジー-」「Future of Mobility -モビリティの未来-」「Creativity and Technology -創造力とテクノロジー-」といった4つのビジネス分野から、日本の革新的なスタートアップ企業8社が採択されました。今回Empathは、2020年3月27日(金)にこれらのビジネス分野の1つである「Creativity and Technology -創造力とテクノロジー-」の分野で採択の発表を受けました。
テック・ロケットシップ・アワード2019-20 受賞企業発表公式ウェブサイト
https://www.events.great.gov.uk/ehome/ukinjapan/tech-rocketship-awards-2019-20/winners
■ 本アワードの特典
本アワード受賞により、Empathは受賞企業の特典として、英国視察プログラム参加(以下、英国視察)の機会を得ました。英国視察では、世界95カ国以上から約6万人が集結する英国最大のテック・イベント「London Tech Week」への招待ならびに英国でビジネス展開を推進することを目的とした、英国政府推薦のテック・スペシャリストによるメンタリング・セッションを受ける予定です。また、駐日英国大使館とブリティッシュ・カウンシルが主催する「UK in JAPAN 2019-20」キャンペーンでは、気候変動、モビリティの将来、高齢化社会、人工知能とデータの活用といった4つの世界共通の課題をテーマにとり、英国と日本が取り組む解決策について議論するイベントを開催しています。その一連のイベントの一つである「CreativeTech GREAT Week」にて、「Creative×Technology」をテーマとしたパネル・ディスカッションを実施し、英国視察プログラムならびに英国でのビジネス推進における英国の強みについて各採択スタートアップ企業と共に登壇する予定です。
■ 本アワード受賞の背景
Empathは、これまでコールセンター領域で音声感情解析技術を活用した顧客満足度測定ならびにオペレータの定着率向上に寄与する製品を開発してきました。金融ハブとしての英国におけるコールセンター領域への進出、ならびに先進的なAI研究を誇る英国の研究開発機関との連携可能性の探索を目的として、Empathは本アワードに応募しました。Empathのこれまでの取り組みや、英国進出における目的が評価を受け、今回の受賞に至りました。
■音声感情解析AI 「Empath」について
「Empath」は音声から感情をリアルタイムで測定する国産の感情解析AIです。すでに世界50か国2,000社で利用されており、コールセンター領域では顧客満足度の測定、応対品質の向上、オペレータの定着率向上、アウトバウンド・コールでの成約率向上にご利用頂いております。詳細は以下のURLをご覧ください。
https://webempath.com/jpn/
<Empath Inc.概要>(https://webempath.com/)
株式会社Empathは、音声感情解析AI「Empath」を開発しています。奈良先端科学技術大学院大学との共同研究や株式会社NTTドコモとの被災地支援事業で採用されたほか、ロボティックスやコールセンターなど幅広い分野で活用されています。海外でも注目を浴びており、アラブ首長国連邦内務省に正式に採用されたほか、開発者向けに提供しているWeb Empath APIは世界50か国以上で利用されています。また、ICT Spring 2018で開催されたPitch Your Startupで日本企業としてはじめて優勝、Viva Technology 2018でBest Startupに選出されるなど海外のピッチコンテストですでに10度の優勝をおさめています。国内外での功績が認められ2018年10月には日本企業として初めてGoogle Launchpad Acceleratorに合格、また2019年6月24日には経済産業省、日本貿易振興機構(以下、JETRO)、新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)が支援する「J-Startup」プログラムに採択されました。
・設立 :2017年10月31日
・本社所在地:東京都渋谷区神宮前6-18-13 7F
・代表者 :代表取締役 下地 貴明
・事業内容 :音声感情解析AI「Empath」の販売
<駐日英国大使館、及び国際通商部(DIT Japan)概要>
駐日英国大使館並びに大阪の英国総領事館は、日本で英国政府を代表する機関であり、日本における様々な英国の利益をサポートしています。英国の価値観を支えるため、国際協力を促進し、紛争の減少に取り組みます。また、開かれた市場における貿易及び投資の拡大により、英国の繁栄を促進します。さらに、現代的、かつ、効率的な領事サービスにより、日本を訪問、居住、滞在する英国人をサポートします。
国際通商部(DIT Japan)は、通商戦略を担う英国政府のDepartment for International Trade (DIT:国際通商省)の日本オフィスです。DIT Japanは英国製品・サービスをお探しの日本企業への情報提供を行っています。また、日本企業の英国進出および英国での既存事業の拡大の際に必要なサポートやサービスを秘密厳守・無償で提供しています。